こんにちは、SAKIです。
今回はランチョンマットの利用を断捨離したというお話です。
皆さんは食事の際、ランチョンマットを敷いて食べていますか?
私の印象だと、使う人は毎回敷いているし、使っていない人は全く敷かない、そもそも持っていないという人にざっくりと分かれると思います。また、お客さんが来た時にだけおもてなし用に準備している人もいるでしょう。
私は長年、毎回使う派でした。自分で料理しているので、食卓の映え具合は、料理する立場からも、食べる立場からもモチベーションが上がるものです。敷かないと、なんか物足りなさを感じるほどでした。それにマットを敷けばテーブルの汚れも防げますしね。
でも、同時にデメリットも感じていました。
ランチョンマットの役割とは
まず、ランチョンマットとは、テーブル全体を覆うテーブルクロスと違い、食事をする一人ひとりに対して使われる敷物のことで、その上に一人前の料理をのせた皿や椀、カトラリーなどをセットするものです。
材質は布だけでなく、バンブー、天然木、PVC素材、金属などがあり、形から色柄まで様々なバリエーションがあります。
マットの主な役割としては、次のようなものが挙げられます。
- テーブルの汚れを防ぐ……特にデリケートな材質のテーブルには重宝されます。
- 食器やカトラリーの音を防ぐ……皿や椀、金属製のフォークやナイフ、箸など、食事中のカチャカチャする音を緩和します。
- 食卓を華やかにする……ランチョンマットで食卓をより華やかに見せることができ、食事の時間の質を上げることができます。比較的安価なので、いろいろな材質や色柄などを揃えて、料理やシチュエーションに応じてアレンジもしやすい。
ランチョンマット断捨離の理由と経過
そんな便利なランチョンマットですが、思い切って使うのをやめることにしました。
なぜか…?
毎食時に使いながらもずっと感じていたことですが、ランチョンマットを使うことで発生する面倒さがあったからです。
断捨離しようと思った具体的な理由
>保管場所や管理が必要
ランチョンマットはお手頃価格なため、数が増えやすいですよね。100均でさえ、可愛い柄のマットがたくさんあって、安いからついつい買ってしまいます。そうやって増えていったマットには、もちろん保管場所が必要だし、よく使うものと使わないものに分かれてきて、使わないものは「タンスの肥やし」化してしまいます。
ミニマリストとしては、これはちょっとした課題でした。
>余計な洗濯ものが増える
ランチョンマットは使った後、毎回洗うものなのでしょうか? 一般論は分からないのですが、私は汚れが付いたなと気づいた時だけ洗っていました。だって、毎食時に洗っていたら、マットの数が増える一方ですから。
私は食事内容に応じて何枚かランチョンマットを使い分けながら、大抵は2〜3日に一度の割合で洗濯していました。そして、シワが目立つ布はアイロンがけも必要でした。
これ、意外と面倒でした。ランチョンマットって、必需品でないだけに、この手間、減らせないかな〜といつも思っていました。
断捨離して分かったこと
そんな思いをここ1〜2年の間に巡らせた結果、一旦利用をストップしてみることにしました。
幸い、私が食事に使っているテーブルは、高価なものでも、デリケートな材質でもないため、食器をそのまま置くことに躊躇はありませんでした。
食事の際は、きれいに拭いたテーブル上に皿や椀はそのまま置き、箸などのカトラリーは箸置きを使い、飲み物があればコースターにのせています。(箸置きやコースターはランチョンマットを使っていた時にも利用していました)
そして食事が終われば、食器類を下げて、テーブル上をきれいに拭き上げれば完了。
そんな感じで、ここ1〜2週間試してみましたが、今はランチョンマットを敷かない生活にすっかり慣れてしまい、もはや必要性を感じなくなりました。
毎食時のランチョンマットの出し入れも不要になったし、洗濯物も減ったし、以前と比べて生活がよりシンプルになった気がします。
まとめ〜習慣を変えてみることの大切さ
たかがランチョンマットと思われるかもしれませんが、使用をやめたことで、上記以外の相乗効果もありました。
それは、新しい習慣を取り入れたことによる、気持ちのリフレッシュです。
ランチョンマットは毎日の習慣として生活に根付いていましたが、それを変えたことで、生活にちょっとした変化を与えることができたと思います。
食器を下げた後、テーブルを拭き上げる時に感じた気持ち良さは、ランチョンマットを敷いていた時には感じることがなかったものです。
習慣は、マンネリ化する前にちょっとずつでもいいから、敢えて変えてみる。それがいい効果を生み出すこともあります。
人生をより良くするために、いろいろと試してみるっていいですね。
