私がベッドを断捨離した理由〜悪習慣を断ち切るにはその根源を絶つべし!

こんにちは、SAKIです。
今から2年ほど前になりますが、ベッドを断捨離しました。それ以来、ふとん生活を続けています。

部屋の床がフローリングなので、最初は敷布団だけではちょっと固いかな〜と、寝心地が不安でしたが、固さが逆に気持ちよく、今ではすっかり慣れてしまい、快適に睡眠できています。

ベッドを断捨離しようと思った理由

無印良品 脚付マットレス

出典:無印良品|脚付マットレス

以前、ベッドは無印良品の脚付マットレスというものを使っていました。ポケットコイルのマットレスは程よい硬さで寝心地がよく、ベッドの下には収納スペースもあって至極便利なものでした。

ですが、快適なベッドはある意味、逆に危険。時間に関係なく、疲れたな〜と思ってすぐにゴロンと横になれるところが、私のぐうたらな性格には致命的だったのです。

ちょっとだけ休憩と思って横になったら、いつのまにかぐっすり寝込んで、2〜3時間過ぎていたということは少なくありませんでした。その時の罪悪感は言いようもありません。

そんな罪悪感や時間のロスと決別したくて、ベッドの存在を考え直すようになりました。

常にウエルカムな状態で広がっている快適なマットレス。目の前にあるコレがなくなれば、横になりたくてもなれない環境が作れます。

そう、誰にだって変わるためには、改革が必要になる時があるのです。

今までの快適さを手放すのは結構勇気がいりましたが、意を決して、粗大ゴミ回収の予約を入れました。

ミニマリストへの芽生え

後日、無事にベッドは回収されていきました。サイズが大きいわりに、粗大ゴミのシール代わずか1000円分で回収してもらえました。

実は、処分するという決断までにはそれなりの時間を要しましたが、粗大ゴミに申し込むと決めてからは早いものでした。友人にマンションのゴミ置場まで運ぶのを手伝ってもらったことを除けば、あとは至極簡単でした。

部屋の中である程度大きな面積を占めていたベッドがなくなり、自由に使える床面積が増えたのは結構インパクトありました。

やったね!

とは言っても、ベッド下に収納していた衣装ケースなどは残ったままだったので、次はこれらをどう整理するかが課題でした。

今まで見えていなかっただけで、確実に存在していたモノ達が、新たな課題となって出現したという感じです。

この時、異様に気分がモヤモヤしてきました。管理すべきモノがたくさんあるって、本当に面倒だなと思いました。

そこで、事前に大物(ベッド)を処分していたこともあって勢いがあったせいか、あるいはモヤモヤしていたせいか分かりませんが、もうこれらも一緒に処分しちゃえっと、衣装ケースの中のものを全部出して、まずは、かさばる衣装ケース自体を断捨離することにしました。こちらも即、粗大ゴミ回収の申込みをしました。

次に、中身(ほぼ衣類)を点検して、コンマリ式に「ときめくもの」以外は全部処分する勢いで選別していきました。

そして、勝ち残ったものはクローゼットのハンガーにかけて、残りは処分しました。

粗大ゴミの回収も終わって、ベッドのあった場所がすっきりと何もない空間になった時に初めて、滞っていたモヤモヤは晴れ、心から喜びの気持ちが湧いてきました。この時の気持ち良さは、長い「束縛」生活から解放され、「自由」を得られたような感覚と似ている気がしました。

おそらく、私がミニマリズムな生活を目指すようになったのは、こうした経験がもとになって始まっていったのだと思います。

最後に〜布団生活に変えてから気づいたこと

そんなこんなで、ベッドがなくなった日からは、夜には新しく購入した布団を敷いて眠るようになりました。朝起きたら、きちんと畳んでクローゼットにしまい込み、視界に入らないような環境作りもしました。

おかげで、以前のように安易にゴロンと横になるような習慣はなくなり、オンとオフの切り替えができるようになった気がします。つまり、自分を律するためのささやかな改革は成功したと言えるでしょう。

また、ベッドから布団に変えたことで、掃除がしやすくなったということも挙げておきたいと思います。ベッドの時よりシーツ替えが楽になっただけでなく、ダニやホコリ対策に行う掃除機による吸引なども以前より頻繁にかけるようになりました。

重たいマットレスから軽い布団に変わったことで取り扱いが楽になり、それに伴って私の行動や習慣がいい方向へ流れたというのは、自分でも驚きでした。

「悪習慣を断ち切りたければ、その源を絶て」と誰かが言っていましたが、まさに言い得て妙ですね。

SAKI
ちなみに、布団を片付ける時は、布団を出てすぐにたたむのではなく、少し時間を置きます(30分位)。これは、寝ている間に布団にたまった熱や湿気を冷まして逃がしてやるため。これをしないと、湿気をためたまま片付けることになり、湿っぽくなるだけでなく、ダニの温床にもなりやすいので注意です。

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