こんにちは、SAKIです。
今回は、最近あったちょっと残念なお話です。
コロナ禍が続くなか、アルコール消毒液はもはや日常生活の必須アイテムとなりましたが、みなさんのご家庭にもいくつか常備されているのではないでしょうか。
私の自宅でも玄関とリビングにそれぞれ置いてありますが、他にも携帯用に小分けスプレー容器にいれて持ち歩いています。
この携帯用の容器は消毒液が減ってきたらつぎ足し入れて使っていたのですが、つい最近妙なことに気づきました。
なんと、液体の中に、なんか小さな白い浮遊物がいくつも漂っているのです!
謎の浮遊物に困惑

小さな白いものが多数漂っているのが分かりますでしょうか?
それに気づいたときは、本当に驚きました。
スプレー容器に移し替えた当初はとてもクリアな状態だったのに、1〜2ヶ月使っている間に、そんな変化が起きていたんです。
なにしろ中身はアルコール度の高いエタノールが主原料ですから、ばい菌などは発生しないはず…ですよね。
ボトルもちゃんと洗って乾燥させてから消毒液を入れたし、最初からゴミが入っていたとは思えない。
それなら、この白い微細な塵みたいなのは何なんだろう?
販売元へ問い合わせてみた
悩んでいても埒が明かないので、アルコール消毒液の販売元にこの症状についてメールで問い合わせてみることにしました。
その数日後、ご担当者からご丁寧な回答をいただきました。
回答内容を簡単にまとめると、アルコールを入れるのに適していない素材のプラスチック容器を使うと、プラスチックが溶け出すことがあり、白い浮遊物の正体はそれが原因である可能性が高いということでした。
したがって、使用中のものは使用を控えてほしいとのこと。

重要!ボトルの素材選び
実際私が使っていたスプレー容器は、無印良品の小分けボトルスプレータイプだったのですが、素材をネットで調べてみるとPET(ポリエチレンテレフタレート)でした。
PETは基本的にアルコール耐性がないんです。(※アルコール耐性のあるPETも一部あるようです)
公式サイトの商品説明には、「ローションなどの小分けに便利なボトルです。アルコールを多量に含むものには使用できません。」と、ちゃんと記載されていました。
店舗で商品を購入するときに、素材の確認を怠ってしまった私のミスでした。
アルコール分(エタノール)を多く含む液体に耐性がある代表的なプラスチック素材は、ポリプロピレン(PP)、またはポリエチレン(PE)で、材質にこれらが記載されていれば基本OK。

さいごに
今回は初歩的なミスをしてしまって、販売元の方にお手数をおかけしてしまい申し訳なかったのですが、今回の件であらためて勉強させてもらいました。

メーカーや販売元からすると、本当は販売時の容器から移し替えないでそのまま使う、というのが原則なのだと思います。
ただ、外出先でも使えるように小分け容器に移し替えている人は、私を含め少なくないと思いますので、安全のため、みなさんにもぜひ一度素材のチェックをオススメします。
新型コロナに関しては引き続き予断の許さない状況ですので、これからも気を引き締めていきましょ〜。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは!