こんにちは、SAKIです。
最近トレンド入りしている話題のひとつに夏のマスク問題があります。気温が高くなってくると、マスクの中が蒸れてきたり、息苦しくなったりして、長時間ずっとつけているのが辛くなりますよね。
かといって、このご時世ではマスクをしないで外出するのも気が咎めます。
最近では、夏用マスクとして、生地がひんやり感じられる冷感マスクなどが売れているようですが、みなさんはもう試されましたでしょうか?
私は普通の布マスクを4〜5枚持っていて、それを洗濯しながら繰り返し使っており、できれば新たに冷感マスクを余分に買い足すことは避けたいと思っています。
そういうわけで、現在私がやっている対処法は、ハッカ油スプレーを作って、マスクに適量吹きかけることで、爽快感を得るというやり方です。
すでにこの方法はメディアでも話題となっており、ハッカ油も品薄になっているということなので、ご存知の方も多いかも。
今回は私が作っているハッカ油スプレーと、ハッカ油使用上の注意点をお伝えしたいと思います。
Contents
ハッカ油とは
ハッカはシソ科ハッカ属の多年草で、いわゆるミントと同じものです。ハッカ油はそのハッカ草から抽出した精油で、幅広い用途に利用されています。
ハッカ油には除菌・消臭効果をはじめ、防虫効果や鎮静効果などがあります。香りを嗅ぐだけでスーッと気分がリフレッシュされるのも特徴です。
ハッカ油でマスクを爽快に
そして、そのハッカ油が今、マスクの暑苦しさを緩和するアイテムとして注目されています。
ハッカ油を1滴マスクにつけたり、スプレーするだけで、スーッとした清涼感とリラックス効果を感じられるので、辛い気分はそれなりに和らぐかと思います。
個人的には、精油を原液のまま直接マスクにつけて顔に当てるのは抵抗があるのでやっていません。肌の弱い人は避けたほうが無難だと思います。
なので、水で希釈してスプレーボトルに入れ、吹きかけるスタイルで利用しています。
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーの作り方はそれほど難しくありません。基本の材料はドラッグストアで揃うものばかりです。
・ハッカ油 2〜3滴
・精製水 90ml
・スプレー容器(遮光瓶かアロマスプレーに適した素材のもの)
【作り方】
スプレーボトルに無水エタノールを入れ、ハッカ油を加え混ぜます。そこに精製水を加えてよく振って混ぜればOKです。
※上記の材料・作り方は健栄製薬のサイトを参考にさせてもらいました。
無水エタノールは水にも油にも溶けやすい性質を持っているので、ハッカ油を希釈するうえで重宝しますが、今のご時世では無水エタノールも精製水も店頭で入手しづらい状況にあるかもしれません。
そこで私はハッカ油と水道水のみでスプレー液を作っています。
※精油の量は、実際に自分で作って試しつつ、ちゃんと清涼感を感じられるよう割合を少し増やしています。(入れすぎには注意)
スプレーボトルの選び方
ちなみに、容器に使うスプレーボトルですが、ちょっとだけ気をつけてもらいたいことがあります。
スプレーボトルには大きく分けてガラス製とプラスチック製がありますが、100均で入手できるような安価なプラスチック容器は、精油やアルコールに耐性のないものもありますので選択に注意が必要です。簡単に言うと、材質によっては溶けてしまう場合があるのです。
アロマ専門店などで販売されているプラ製のものは大丈夫だと思うのですが、一番安心なのはガラス製(遮光性ならなお良し)のものを使うこと。
また、ハッカ油スプレーは、作ってから早めに使い切るのがよいそうです。少量ずつ作って、1週間以内に使い切るのがオススメです。
シューズクローゼット用の消臭剤として、器に重曹を入れて置いておこうと思ったところ、適当な器がありませんでした。そこで一時的に空のペットボトルを切り、底の部分を容器代わりにして、中に重曹をいれ、さらに消臭効果を高めるため、そこにハッカ油を5〜6滴たらしたんです。
2〜3日後に、ガラスの器に入れ替えようとしたら、ペットボトルの底の部分に、丸くただれたような跡が何箇所か残っていて驚きました。おそらく、ハッカ油が下まで浸透して溶かしちゃったんですね。その時、精油の強さを実感しました。要注意です。
ハッカ油を利用する際の注意点
ハッカ油は天然の添加物で、食用にも利用できるほど基本的には安全ですが、注意点もあります。
猫のいるご家庭では要注意
ハッカは猫や小動物にとって有害です。大切なペットに万一のことがないように、使用にはくれぐれも注意しましょう。
熱中症対策にはならない
ハッカ油スプレーがもたらす清涼感は一時的に暑苦しさを和らげてはくれますが、実際に体温を下げてくれるわけではないので、熱中症対策にはなりません。直射日光を避けたり、十分な水分補給等をして、体を守りましょう。
つけすぎに注意
量のつけすぎにはご注意ください。気持ち悪くなったり、肌荒れの原因になる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した方法は、暑い時期のマスクの不快感を少しでも軽減するための一つの選択肢として考えてもらえれば幸いです。
実際に体温を下げるわけではないので、熱中症対策には別途気をつけてくださいね。マスク着用によってさらに体温が上がる可能性があるので、人のいないところではマスクを外したり、炎天下で長時間過ごすことは避けて、涼しいところへ避難しましょう。
屋内でも、水分をこまめに摂取して、快適な室温で過ごしたいですね。
お互いに熱中症には重々気をつけながら、コロナ禍の夏を乗り切りましょう!
では、また。
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