人生を変えるためのスイッチは勇気!旅に出たくなる映画『LIFE!/ライフ』

映画レビュー「LIFE」

こんにちは、SAKIです。
みなさんは自分の今の人生に満足していますか?

私は今の自分とは違う、理想の生活スタイルというのを描いていて、そういう意味ではまだまだ満足のいく人生を送れてはいません。

人生をより良いものに変えたいと心の中では思っているのに、変化に対する不安や恐れが邪魔をして、同じ場所で足踏みを続けている自分はなんて臆病者なのだろうと考える時もあります。

ただ一度きりの人生。自分がしたいように行動できたら、そこから得られる結果はかけがえのない経験となって、明るい未来への道しるべになってくれるはず。

「行動」は人生を変えてくれます。これがないと何も始まりません。それは分かっているのに行動できない人って、何が足りないんでしょう?

私は「勇気」だと思っています。

先日、その「勇気」をもらえる映画を観ました。みなさんにもぜひオススメしたくなる作品だったので、ブログでご紹介したいと思います。

勇気と希望をくれる映画『LIFE!/ライフ』

LIFE

その映画のタイトルは『LIFE!/ライフ』(原題: The secret life of Walter Mitty )といいます。

2013年公開の映画なので、すでに観られた方も多いかもしれません。ベン・スティラーが監督・主演をつとめています。ベン・スティラーと言えば、日本でも人気の映画『ナイト・ミュージアム』の主演でお馴染みですね。

あらすじはこんな感じです。

あらすじ
Mitty主人公はウォルター・ミティ(演:ベン・スティラー)という、アメリカのグラフ雑誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男性。

毎日地下鉄に乗って通勤し、変わりばえのしない毎日を過ごしながらも、虚しい現実から逃避して突飛で刺激的な空想に浸ることが趣味。好きな女性にも、妄想の中でしか積極的にアタックできない。

ある日、ライフ誌最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気づいたウォルターは、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。そのありえないほど波瀾万丈な冒険の道のりは、彼の人生を一変させていくのだった…。

※LIFE誌は1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれた有名な雑誌。

主人公のプロフィールとどこかしら似ているなと思った方、観て絶対に損はない映画です。アクション(空想)あり、ロマンスあり、アドベンチャーあり、そしてミステリーあり。人生の素敵な要素をたくさん見せてくれます。

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映像のクオリティは期待以上。大画面で観るのがオススメ

LIFE

この映画の見どころは、ストーリーもそうなんですが、創造力と映像技術の素晴らしさという点で、前半と後半で2種類あると思います。

前半部分は、主に主人公ウォルターの空想の世界。彼自身がヒーローとなって、アクション映画さながらの、現実にはありえない映像の世界を見せてくれます。

後半部分は、壮大なスケールで描かれるランドスケープです。前半は街中やオフィスが舞台の中心でしたが、後半からは一変して、大自然がメインとなります。

ネタバレになるので詳細は書きませんが、カメラマンを探すため、わずかな手がかりをもとに世界の僻地まで追いかける、危険に満ちた波乱万丈な旅はこの映画の最大の魅せ場。見ている私たちも、ハラハラ、ドキドキしながらそれを追体験できます。

主人公が極寒の海に飛び込み、荒々しい大地を駆け、過酷な山を越える光景は息をのむほどの驚きと勇気を与えてくれますよ。

個性的な名優たちの演技が素晴らしい

LIFE

そしてもうひとつ特筆したいのが、豪華かつ個性的なキャスト。

主人公ウォルター・ミティ役のベン・スティラーは映画「ナイトミュージアム」「ミート・ザ・ペアレンツ」で人気の俳優、監督、脚本家。

主人公の母親役には、シャーリー・マクレーン。「アパートの鍵貸します」や「愛と追憶の日々」「マグノリアの花たち」などの代表作を持つ女優さんです。特に1983年公開の「愛と追憶の日々」ではアカデミー主演女優賞も受賞されている大御所。スピリチュアルな方面でも有名な方です。

「LIFE」誌には、4度も表紙になったことがあるそうです。ご縁があっての出演だったのかもしれませんね。

行方不明のカメラマン役には、ショーン・ペン。この人がシブい!とにかくシブい!顔に刻まれたシワを見ただけでも、その大物っぷりが伺える人。

若かりし頃は、色々とやんちゃして逮捕されたりしていましたが、同時にハリウッド界きってのモテ男でした。歌手のマドンナや、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に出演している女優ロビン・ライトとの結婚暦もあります。

映画「ミルク」と「ミスティック・リバー」で、2度のアカデミー主演男優賞を受賞されている、素敵な俳優さんです。

最後に〜観るなら字幕版がオススメ!

ところで、みなさんは、字幕派?吹き替え派?

私は断然、字幕派です。俳優さんや女優さんの演技力は声や語調にも現れますし、字幕と実際のセリフの違いが比較できるので、字幕版が好きです。

一方、吹替の方が、文字を追わなくていいからストーリーに集中しやすかったり、視力の悪い人には字幕が読みにくかったりで、吹替版を選ぶ人も少なくないと思います。

でも、この作品は字幕版で見た方が、オリジナルの雰囲気を変えずに観ることができるのでオススメです。なぜなら、吹替版の主人公のウォルターのセリフがなぜか関西弁で、ちょっと違和感を感じるんです。

字幕版のセリフは標準語なので、特にひっかかりなく見れるのでオススメです。

でも、字幕版と吹替版を見比べてみるのも面白いかもしれませんね。

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