こんにちは、SAKIです。
気づけば、あっという間に11月。今年もあと2ヶ月を切ってしまいましたね。
さて、毎年この頃になると、気になり出すのが来年のおせち料理のこと。早い人は9月とか10月頃にはすでに予約を済ませているようですが、皆さんは来年のおせち料理はどうするかもう決めていらっしゃいますか?
私は毎年、実家用におせち料理をギフトとして購入しているのですが、いつも年末ギリギリになって急いで決めてしまうタイプ。でも今年は選び方のポイントをふまえながら、早めに検討することにしました。(といっても、もう出遅れているのかな…?)
そこで、今年のおせち料理商戦のトレンドを参考にしつつ、購入の際に確認したいポイントをいくつか見ていきたいと思います。

2021年おせち料理のトレンド調査
近年、おせちは「作る」から「買う」の時代へ徐々にシフトしており、おせち料理の売上げは右肩上がりに伸びているようです。
逆に、ご家庭で作る世帯が年々減っているという見方もできますが、忙しい共働き世代が増え、お正月くらいは家族とのんびり過ごす時間を優先したいなど、時代のニーズによって変化しているというのが実情だと思います。
以下は、株式会社ハースト婦人画報社が全国の「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー約3,854名を対象に「2021年 おせちに関するトレンド調査」を行なった結果からの抜粋です。
2021年に向けてのおせち料理の購買トレンドを垣間見ることができ、参考になります。

来年のおせち購入予定者は今回も半数以上
「購入する」と答えた割合が半数以上の57%という結果に。ちなみに昨年の調査では過去最多の65.2%でした。

購入しない理由としては、「自分で作る」「実家で用意」「おせち以外の料理を用意する」など。
購入理由上位は自分では作れない華やかさ
おせちを購入するのは、自分では作れない味や華やかさを自宅で楽しみたいという理由が多い傾向。
おせちで有名店の味を楽しみたいというニーズも。

おせちはネットや通販で買うが主流に
「通販・ネット注文」を利用すると答えた方が今年も1位。
店舗に足を運ぶより、便利な通販を利用する方が引き続き増加の傾向。

一人一重のおせちが人気上昇
有名シェフ、料理人によるおせちが根強い人気。一方で、前回調査では4位だった「一人一重になっているおせち」が2位に増加しています。

おせちをギフトで贈ってみたいが半数以上
おせちをギフトとして贈ってみたいと考える方が半数以上に。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000008128.html
おせち選びのチェックポイント
おせちを「買う」消費者が増えたことで、おせち販売に力を入れるところが増え、デパートや老舗料亭、レストラン、食品メーカーなど、それぞれ工夫を凝らした華やかなおせち料理が今年も出揃ってきました。
まさに百花繚乱で、結果的に選択肢が多くなり、消費者にとっては逆に選ぶのに迷ってしまう傾向にあると思います。
そこで、実際におせち料理を選ぶ際、何に着目して選ぶのがいいのか、私なりに調べた上でのポイントを挙げてみたいと思います。
チェックしておきたい項目は以下の5つです。
□入っている食材も気にするべき?
□冷凍おせちと冷蔵おせちはどちらがいいの?
□味は濃い?薄い?美味しいの?
□予約後の変更やキャンセルはできるの?
□ お重のサイズや段数の選び方は?
おせち料理は重箱に詰められて販売されているものがほとんどですが、そのサイズは一般的に6.5寸(19.5cm×19.5cm)の三段重というものが主流です。
6.5寸よりふたまわりほど大きい8.5寸(25.5cm×25.5cm)というのも人気で、人数に合わせてお重のサイズや段数を選ぶことができます。
最近では時代のニーズを反映し、1人用の小さなものから、規格外の超特大一段重まで、バリエーションも増えているようですね。
選ぶ際のポイントとしては、「人数」と「お重のサイズ&段数」を目安にするのが一般的。
標準家庭の家族3~4人であれば、6.5寸の三段重を選べば十分なボリュームが入っています。ご夫婦2人なら二段重が良いかもしれません。
・2~3人:6.5寸二段重
・3~4人:6.5寸三段重/8.5寸二段重
・5~6人:8.5寸三段重

□ 入っている食材も気にするべき?
おせち料理は本当にたくさんの種類の食材が入っていますよね。
業界では年末に製造販売する大量のおせちの原材料を予め調達・確保するのが大仕事と聞いたことがあります。だから早めに予約を受け付けて、製造数の把握などを予測して不足や無駄が出ないようにしないといけないんですね。
そんな原材料ですが、食の安全の観点から、ここもチェックポイントに入れるべき。見た目の華やかさや価格の安さだけで選ぼうとすると、見落としがちになるものです。
中には見栄えをよくするための着色料や日持ちさせるための保存料などが遠慮なく使われていたり、安く大量に仕入れた外国産の食材が多かったりと、安全面で不安なものも少なからず出回っています。
おせち料理はハレの日を祝う大切な食事であり、縁起物でもありますから、購入前に一度、原材料が記載されているか確認し、納得したものを選びましょう。
おせち販売の実績の長い会社やお店はその点で、着色料や保存料の不使用をはじめ、中国産の主原料不使用など、消費者のニーズをきちんと反映しているところが多く見受けられました。
しかも使用されている原材料やアレルギー表示など、食材ごとに一覧で掲載しているところもあり、好感が持てました。
□ 冷凍おせちと冷蔵おせちはどちらがいいの?
カタログやECサイトを色々と調べてみると気づくのが、おせちには「冷凍」と「冷蔵」の2タイプがあること。
一体何が違って、どっちがいいのでしょうか?
これは食べるタイミングや、味にも関係することなので、下記の内容を参考にしてみてください。
冷蔵おせちは生おせちとも呼ばれ、年末ギリギリに冷蔵便で配達されます。すぐに食べられるので、解凍に気を使う必要はありません。
中には食品の劣化を抑える目的で一品一品が真空パックに入っているものもあり、その場合は袋から出して盛り付けるという作業が発生します。
・解凍せずに届いてからすぐに食べられる。
・作りたての美味しさが味わえる。
・消費期限が短い(2〜3日程度)。
・劣化を抑えるため、保存料を使用していたり、味付けが濃いめの場合がある。
・なかには盛り付けが必要(真空パック)な場合もある。
冷凍おせちは作りたてをすぐに急速冷凍して、食品の劣化を抑えます。冷凍便で届き、食べる時は、数時間〜半日以上、冷蔵庫等で解凍してからいただきます。
数年前までは冷凍おせちは味が落ちるなどと言われていたことがあったようですが、現在では冷凍技術の進歩で、解凍方法をきちんと守れば、冷蔵と変わらぬ美味しいおせちに戻ります。
また、保存料などの使用を抑えられたり、日持ちを長くするために敢えて味付けを濃くする必要がないのもいいところ。
・すでに盛り付けがされている。
・凍っているので運搬時の盛り付けが崩れにくい。
・急速冷凍のため、劣化が抑制され、安全・安心である。
・冷凍しておけば冷蔵おせちよりも消費期限が長いので、年末多忙な時などを避け、早めに受け取って保存しておくことができる。
・解凍に時間がかかるため、すぐに食べることができない。
・解凍方法を間違えると味が落ちる可能性がある。
□ 味は濃い?薄い?美味しいの?
今回初めておせちを買ってみるという方や、今までに注文したことのないおせちを買ってみようかと検討中の方は、一体それがどんな味付けなのか、自分や家族の好みの味なのか、気になる方は多いと思います。でも実際の味は届いてみないと確かめようがありませんよね。
そんな時に役立つのがレビュー記事です。ネット通販などで販売されているおせち料理の多くは、購入者のコメントや評価などがサイトで掲載されているので、参考にするのがオススメです。また、検索で口コミを調べれば、より率直な意見が見れるかもしれません。
味に限らず、配送の良し悪しや、盛り付けの具合、商品写真と実際の内容が違っていないかなど、ネット上の口コミからは様々な情報がわかります。
それでもどれを選ぶべきか迷うという方は、ネット通販等で実績のあるおせち商品を選ぶと間違いが少ないでしょう。
また、やっているところはまだ少ないようですが、事前に味が確かめられる、おせちの「お試し」商品を販売しているところもあります。送料はかかってしまいますが、実際のおせちのミニサイズを比較的安価で買うことができるので、興味ある方は利用してみてもいいかもしれません。
□ 予約後の変更やキャンセルはできるの?
おせちの予約が始まったといっても、お正月までまだ3ヶ月もあるし、年末近くになってからどんな予定変更が起きるか分かりませんよね。

でもそんなに心配する必要はないようです。ひと昔前までは、おせち料理は注文後はキャンセルを受け付けてくれないというケースもあったようですが、今はほとんどのところが、締め切りを設けて、キャンセルや変更を受け付けてくれるようです。
ただし、会社やお店によって期限や返金条件が異なりますので、事前に確認しておくのが大切です。
以上、おさえておきたい確認ポイントでした。
購入候補は博多久松の人気No.1おせち「博多」
上記に挙げたポイントをふまえて、色々と検討した結果、今のところ私の購入候補ナンバーワンなのが、博多久松のおせち「博多」です。
博多久松は、昭和57年の創業以来、福岡を拠点におせち料理から本格和食、お惣菜などを製造・販売している会社。今まで100万セット以上のおせちを製造販売してきた実績があり、大手グルメサイトでも13年連続の受賞歴がある人気店。「博多」はその博多久松の一番売れている人気おせちです。

博多久松の人気ナンバーワンおせち「博多」15,800円(税込・送料無料)
なぜこのおせちが気に入ったのかというと、先に挙げたチェックポイントをすべてクリアしていることに加えて、おせちを長く扱ってこられた企業だからこそのノウハウやサポートが充実しているからです。
誰にでもお気に入りが見つかる和洋折衷おせち
特大8寸(25cm×25cm)の3段重に、和洋折衷の食材が45品ぎっしり詰められています。どれも美味しそうなものばかりで、あちらこちらと目移りするのが楽しい。
年齢や嗜好、味覚が異なる複数人でいただくものだからこそ、「食べたいものがない」と言わせない種類の多さが嬉しい。
食材の豪華さやボリュームの割に価格がお値打ち
博多久松は、製造と販売を自社で行なっているため、代理店等に支払う中間マージンがかからず、それがお値打ち価格に反映されているのだそうです。長年おせち料理に特化してきた会社だからこそ、できる価格なのですね。
高い冷凍技術で、味も安全性も問題なし

ここのおせちは「冷凍」タイプですが、先にも書いた通り、今は冷凍だからといったデメリットは特に見当たりません。高い冷凍技術をお持ちですし、解凍方法をきちんと確認して実行すれば、快適に美味しくいただけるおせち料理になっているとのこと。

余計な添加物等が入っていない
博多久松のおせちは、合成着色料、ソルビン酸(保存料)が使われていません。また、中国産の主原料も不使用なんです。
ハレの日を彩る大切な料理だからこそ、安心・安全の取り組みは万全で、放射能検査や細菌検査、官能検査なども徹底され、品目ごとの原材料やアレルギー表示もサイトで開示されています。
予約変更・キャンセル制度やサポート体制がある
博多久松にもちゃんと、予約の変更・キャンセル制度(完全返金制度)があるので安心。受付締め切りは12月15日(16:59)までとなっているので、まぁ、この頃には年末年始の予定は見えているだろうと思います。
ただ、もし年末に何か急用が入ってキャンセル受付期間を過ぎていても、冷凍なので、とりあえず受け取っておいて、落ち着いてから解凍していただくということも可能なので、無駄にはならないかも。
また、元日を含めた年始年末にも、「おせちが届かない」など、不測の事態が起きた場合に備えてメールと電話のサポート体制が整えてあるのも安心です。
注目の「一人一重おせち」もラインナップ
博多久松には、1人に1個ずつおせちを振る舞いたい、遠くに住む親御さんへ贈りたいなどのニーズから、1人前の一重おせちもしっかりラインナップされています。


500円で「おためしおせち」が注文できる
「冷凍おせちってどんな感じなの?」「注文前に味が確かめられたらいいのに」等の要望があったのかなかったのか分かりませんが、博多久松ではなんとワンコイン(500円)で「おためしおせち」というのが用意されています。一足先におせちの試食ができるのは嬉しくないですか!?
ミニサイズの一段重に人気の16品目が入っています。

私はすでにこのおためしバージョンをいただきましたが、ひとつひとつ丁寧に作られていて、パクパクと食べ進められる美味しさでした。特に伊達巻と金団、黒豆が気に入りました。
お酒やワインを飲みながら、酒の肴的な食べ方をするのも一つのアイデア。
ちなみに、この「おためしおせち」については送料が別途必要(おためしでない通常のおせちは全国送料無料)。クール便だから仕方ないのですが、950円(北海道・沖縄は2,000円)かかります。
それがお客様に申し訳ないということで、赤字を覚悟で商品代を500円に設定したんだそうです。

この博多久松の和洋折衷おせち「博多」および「おためしおせち」についての詳細は下記リンクよりご覧いただけます。他にも人数やお好みに合わせたおせちが合計16種用意されていますよ。
<お得情報>500ポイントプレゼントキャンペーン
現在、博多久松オフィシャルサイトでは、新規会員登録&メルマガ購読をされると、500ポイントプレゼントキャンペーンを実施中です。おせち料理のご注文にすぐにご利用いただけます。
詳細は下の画像をクリックすると、公式サイトにリンクします。
最後に〜私の過去の失敗談
いかがでしたでしょうか。私なりに、失敗しないためのおせち選びのポイントと、現在候補ナンバーワンのおせち料理を紹介させていただきました。
実は、このテーマを記事にしたのは、過去に苦い経験をしたことも理由の一つです…。
自分好みの料理が可愛く詰められたおせち料理を実家用に注文して、自分では大満足の買い物をしたと思ったんですが、非常に残念なことに家族から不評をくらいました…。
まず、お重が小さかったことと、内容も味もイマイチだったようで…。もっとオーソドックスなものでよかったと言われました。
確かに、各人の好みを確かめず、お重のサイズなんて気にもしていなかった…。自分の予算と好みと見た目の美しさだけで決めてしまったのが敗因でした。
お正月というハレの日にいただく大切な伝統料理ですから、みんなおせち料理を楽しみにしているはず。家族や仲間たちの喜ぶ顔を見るためにも、もうあんな失敗はしたくないと思い、これからはちゃんと考えておせち選びをしようと思ったのでした。
ここまで読んでくださった皆さんにとっても、この記事が少しでもおせち選びの参考になっていたら嬉しいです。
長文のおつきあい、本当にありがとうございました。では、また!